【プロが解説】ランクルはいつ売るべき?リセールバリューを最大化する方法!

ランクルの売却を考えたとき、こんな悩みはありませんか?
■ 今売るべきか、あと数年乗るべきか迷っている
■ 自分のモデルが高く売れるタイミングを知りたい
■ リセールバリューを意識したけど、具体的に何が影響するかわからない
ランドクルーザーは国内外で圧倒的な人気を誇り、リセールバリューが非常に高い車です。
しかし、「年式」「グレード」「売り方」によって査定額には大きな差がでます。
私が今まで複数台ランクルに乗ってきた経験と知識をもとに、高く売れるモデルランキングや、リセール最大化するタイミングと方法を解説します。
結論、今売るかどうかを決めるカギは
「モデルと市場の動き」
を知ることです。
本記事を読むことで、損をせずに手放すための判断材料がそろいます。

ランクルはリセールが強い!その理由とは
なぜ高く売れるのか?
ランクルは国内外問わず圧倒的な人気を誇るSUVです。
リセールが高い理由は主に
「以下の3点」にあります。
■ 海外で需要が非常に高い(特に中東やアフリカ)
■ 耐久性・信頼性に優れ、長く乗れる車として評価されている
■ モデルサイクルが長く、新旧モデルともに市場価値が維持されやすい
「売れる市場が広く、評価が落ちにくい」
点が、他の車種との大きな違いです。
リセールバリューに影響する3つの要素
項目 | 内容 | 結果 |
---|---|---|
年式・走行距離 | 5年以内・5万km以下 | 最も高値がつく |
グレード・装備内容 | ZX・GRスポーツなどの上位グレード・メーカーナビ・モデリスタ | さらに査定プラス |
ボディカラー・車両状態 | ホワイトパール・ブラック・修復歴なし・全体的に傷なし車 | 査定プラス |
【年式別】リセールバリューが高いランクルランキング

1位:現行300(ZX/GRスポーツ)
・リセール率:約90〜150%超(一時的に行きすぎた状態になることがある)
・発売直後のモデルはプレ値になることも(転売非推進)
・特にZX・GRスポーツは海外需要が非常に高い
・フルオプション・ベージュ内装
2025年5月現在の数値
2位:200後期(2015〜2021年モデル)
・リセール率:約90〜110%超(一時的に行きすぎた状態になることがある)
・製造年4年〜5年以内の車両
・特にZXは海外需要が非常に高い
3位:70再販モデル(2014年以降)
・リセール率:約75〜130%
・ナローボディ/バン使用が特に人気
・再販モデルは資産価値が高く安定した人気
4位:100系ディーゼル(1998〜2007年)
・リセール:約65〜80%
・HDJ101Kなどのディーゼル使用が特に評価される
・海外向けの需要が安定している
5位:プラド150(TX-L/TZ-G)
項目 | 内容 |
---|---|
リセール率 | 60〜100%以上(年式による) |
TX-Lのガソリンモデルが人気 | 海外需要 |
サンルーフ・ベージュ内装・7人乗り | 時期次第で激アツ価格 |
上級グレード | 高値がつきやすい |
リセールバリューを下げる要注意ポイント
走行距離が多すぎるとどうなる?
項目 | 内容 |
---|---|
〜5万km | 高リセールゾーン |
5〜10万km | 平均的、状態次第で評価は維持可能 |
10万km超 | 下落傾向、状態次第で評価は維持可能 |
修復歴・事故歴が与える影響
項目 | 内容 |
---|---|
フレーム修正・エアバック展開 | 大幅マイナス |
骨格修正・ボディーのズレ | 大幅マイナス |
不人気カラー・カスタムの落とし穴
項目 | 内容 |
---|---|
派手な色や不人気色 | 評価ダウン |
過度なカスタム | 純正パーツに戻せる場所はもとの状態にもどす |
リセール重視なら売却タイミングが重要!
一番高く売れる時期はいつ?
項目 | 内容 |
---|---|
1月〜3月 | 決算前の仕入れ需要増加 |
9月〜10月 | 中間決算と年末販売強化で価格上昇傾向 |
モデルチェンジ前後でどう変わる?
・モデルチェンジ前に売れば「現行」として扱われ高値
・発表後は旧型となり査定額が下落する傾向
季節ごとの相場変動もチェック
・冬前は4WD・SUVの需要がふえる
・夏は落ち着く傾向があり、売却時期に注意が必要
ランクルを高く売るための3つの戦略

純正パーツと整備記録簿を揃える
・純正状態に戻せる車両は高評価
・整備記録簿は「管理の良さ」の証になる
ディーラー下取りと一括査定の違いを知る
・下取りは手軽だが買取額が安い傾向
・相見積もりを取ることで下取り額の引き上げ交渉にもつながる
ユーカーパックでエスクローサービスをつかう
・8000社による中古業者オークションのため数十万円以上の差が生まれることも
・完全無料で利用できるらくらく一括査定をつかう。
まとめ
ランクルはただのクルマではなく、乗る楽しさと資産価値を兼ね備えた特別な存在です。
しかし、どんなに価値のある車でも「売り方」や「タイミング」を間違えれば、本来の価格で手放すことはできません。
■ リセールが強いモデルや高く売れる年式を知る
■ 最適な売却時期を見極める
■ 複数の業者で査定を取り、価格を比較する
この3つを押さえるだけで、数十万円の差が生まれることもあります。
今すぐできる最初の一歩は、「エスクローサービス」を使って現在の価値を確認すること。
それが、納得のいく売却と次の一台へのステップにつながります。
