売却・査定体験談
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【プロが解説】ランクルはいつ売るべき?リセールバリューを最大化する方法とは

砂漠走行 ランクル300と200
もじこ
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ランクルの売却を考えたとき、こんな悩みはありませんか?

  • 今売るべきか、あと1年乗るべきか迷っている
  • 自分のモデルが高く売れるタイミングを知りたい
  • リセールバリューを意識してきたけど、具体的に何が影響するのか分からない

ランドクルーザーは国内外で圧倒的な人気を誇り、リセールバリューが非常に高い車です。
しかし、「年式」「グレード」「売り方」によって査定額には大きな差がでます。

私は中古車の買取現場で多くのランドクルーザーを扱ってきました。

高く売れるモデルランキングや、リセールを最大化するタイミングと方法を徹底解説します。

結論、今売るかどうかを決めるカギは「モデルと市場の動き」を知ることです。

本記事を読むことで、損をせずに手放すための判断材料がそろいます。

ランクルはリセールが強い!その理由とは

なぜ高く売れるのか?

ランクルは国内外問わず圧倒的な人気を誇るSUVです。

リセールが高い理由は主に以下の3点にあります。

チェック!
  • 海外での需要が非常に高い(特に中東やアフリカ)
  • 耐久性・信頼性に優れ、長く乗れる車として評価されている
  • モデルサイクルが長く、新旧モデルともに市場価値が維持されやすい

「売れる市場が広く、評価が落ちにくい」点が、他の車種との大きな違いです。

リセールバリューに影響する3つの要素

  1. 年式・走行距離
     →5年以内・5万km以下が最も高値がつきやすいです。
  2. グレード・装備内容
     →「ZX」や「GRスポーツ」などの上位グレードは高評価。純正オプションが多いとさらに有利です。
  3. ボディカラー・車両状態
     →ホワイトパールやブラックは人気。修復歴なし・禁煙車は査定でプラス評価になります。

【年式別】リセールバリューが高いランクルランキング

1位:現行300(ZX/GRスポーツ)

300系
  • リセール率:約90〜150%超(※オーバーシュートあり)
  • 発売直後のモデルはプレ値になることも(転売非推奨
  • 特にZX・GRスポーツは海外需要が非常に高い
  • フルオプション・ベージュ内装

2025年5月現在の数値

2位:200後期(2015〜2021年モデル)

200系
  • リセール率:約90〜110%超(※オーバーシュートあり)
  • 製造年4年から5年以内の車両
  • 特にZXは海外需要が非常に高い

3位:70再販モデル(2014年以降)

70系
  • リセール率:約75〜130%
  • ナローボディ/バン仕様が特に人気
  • 再販モデルは資産価値が高く安定した人気

4位:100系ディーゼル(1998〜2007年)

100系ディーゼル
  • リセール率:約65〜80%
  • HDJ101Kなどのディーゼル仕様が特に評価される
  • 海外向けの需要が安定している

5位:プラド150(TX-L/TZ-G)

150系
  • リセール率:約60〜100%以上(年式による)
  • TX-Lのガソリンモデルが人気(海外輸出)
  • サンルーフ・ベージュ内装・7人乗り
  • 上級グレードで装備が充実していると高値がつきやすい

リセールバリューを下げる要注意ポイント

走行距離が多すぎるとどうなる?

ポイント
  • 〜5万km:高リセールゾーン
  • 5〜10万km:平均的、状態次第で評価は維持可能
  • 10万km超:輸出需要はあるが、査定は下がる

修復歴・事故歴が与える影響

修復歴の有無
  • 骨格修正・エアバッグ展開があると大幅マイナス
  • 表面上の軽微な修理は影響が少ないケースも

不人気カラー・カスタムの落とし穴

査定に影響
  • 派手な色や過度なカスタムは評価ダウン
  • 純正パーツに戻せる場合はもとの状態に戻す

リセール重視なら売却タイミングが重要!

モデルチェンジ前後でどう変わる?

重要
  • モデルチェンジ前に売れば「現行」として扱われ高値
  • 発表後は旧型となり査定額が下落する傾向

一番高く売れる時期はいつ?

目安
  • 1月〜3月:決算前の仕入れ需要増加
  • 9月〜10月:中間決算と年末販売強化で価格上昇傾向

季節ごとの相場変動もチェック

  • 冬前は4WD・SUVの需要が増える
  • 夏は落ち着く傾向があり、売却時期に注意が必要

ランクルを高く売るための3つの戦略

一括査定で競争させるのが鉄則

  • 複数業者に競わせることで数十万円の差が生まれることも
  • 査定額+交渉材料にもなるため効果的

純正パーツと整備記録簿を揃える

  • 純正状態に戻せる車両は好評価
  • 整備記録簿は「管理の良さ」の証明になる

ディーラー下取りと一括査定の違いを知る

  • 下取りは手軽だが買取額が安い傾向
  • 相見積もりを取ることで下取り額の引き上げ交渉にもつながる

まとめ

ランクルはただのクルマではなく、乗る楽しさと資産価値を兼ね備えた特別な存在です。

しかし、どんなに価値のある車でも「売り方」や「タイミング」を間違えれば、本来の価格で手放すことはできません。

  • リセールが強いモデルや高く売れる年式を知る
  • 最適な売却時期を見極める
  • 複数の業者で査定を取り、価格を比較する

この3つを押さえるだけで、数十万円の差が生まれることもあります。

今すぐできる最初の一歩は、一括査定サイトを使って現在の価値を確認すること。

それが、納得のいく売却と次の一台へのステップにつながります。

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ブロガー
自動車業界で30年以上の経験を積んだ専門家として、ランクルの魅力を余すことなく発信しています。新型モデルの最新情報から、中古車の選び方、メンテナンスのポイント、カスタムの楽しみ方まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説。長年の実務経験を活かし、現場目線で信頼性の高い情報をお届けします。ランクルに興味のある方や購入を検討中の方、すでにオーナーの方にも役立つ情報を幅広く提供しています。
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