【2025年最新】ランドクルーザー70のすべて|再再販パーツから維持費まで
2023年に再再販されたランドクルーザー70 (以下ランクル) を選ぶにあたり、実際どうなんだろう?そんな疑問を抱いている方は多いはずです。
昔ながらの無骨なスタイルが復活して嬉しい!という声がある一方で、
「日常使いに不便では? 」
「維持費は高くない? 」
「家族で乗るにはどうなの?」
と不安を感じる方も少なくありません。
筆者は自動車業界30年以上の現場経験を持ち、販売・整備・鈑金塗装に携わってきました。
その視点から、ランクルは独特な魅力と注意すべき課題をあわせ持つ特別な車です。
この記事では、ランクルの基本スペック・特徴・維持費・日常使い、さらに不便さを解消するパーツまで徹底解説。
LANDCRUISERISMの人気記事をまじえ、現オーナーにも、購入検討中の方にも役立つ保存版ガイドとしてまとめました。
結論、ランクルは知ったうえで選べば長く付き合える一台。
ぜひ最後までご覧いただき、あなたにとって後悔のない判断につなげてください。

ランクル70とは?基本情報まとめ
再再販で何が変わった?歴史あるクロカンの進化形
ランクルは1984年に登場し、長く販売された本格オフローダーです。
2014年には30周年記念として期間限定で再販され、そして2023年ついに 「ランクル70再再販モデル(型式 GDJ76W)として国内市場に復活」しました。
「見た目は昔のまま」
しかし中身は現代ニーズにあわせて進化しています。
- 2.8Lディーゼルターボ(1GD-FTV)搭載
- 6速AT採用で運転のしやすさ向上
- Toyota Safety Senseを搭載し、安全性能もアップ

最新のエンジン × 伝統的外観が最大の魅力!
スペックと価格:装備はシンプル、価格は実用的?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | 3DA-GDJ76W |
| エンジン | 2.8Lディーゼルターボ |
| ミッション | 6速AT |
| 駆動方式 | パートタイム4WD |
| 乗車定員 | 5名 |
| 新車車両価格 | 税込 480万円(オプション除く) |
内装や快適装備はあくまで必要最低限です。
価格の感じ方は、人によります。

飾りすぎない道具感を重視する人に向いた1台だよ。
なぜ今再再販?ランクルの価値と意義
- 世界的なクロカン需要の高まり
- 電動化時代に逆行する「アナログで壊れにくい」車へのニーズ
- 日本市場でも根強い70ファンの声
ランクルは、「いつでも買えるクルマ」ではなく、
「今だからこそ手に入る希少なモデル」といえます。

現在、オーダー受付停止中だよ!
買う前に知りたい!よくある不安とその解消法
維持費が高いのでは?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 燃費 | ディーゼルで8〜11km/L(WLTCモード) |
| 任意保険 | 30代ファミリーで年 5〜10万円程度(フルカバー20等級車両保険含む) |
| 車検費用 | ディーラーで約10万円/2年ごと程度(走行距離による) |
| 自動車税 | 5万円(2.8Lクラス,2019年10月以降新車登録) |
ランクル=維持費がかかる、というイメージは根強いですが、年間50〜70万円程度(決して安くない)に収まる場合が多いです。
リセールを考えると決して高いとは言い切れないです。
家計管理をしっかりすれば、ファミリーカーとしても十分実用的です。

日常使いしにくい?通勤や街乗りでのリアル
- 全長はランクルの中では短め(4890mm)で意外と取り回しは良好
- 横開きリアドアや高い車高にはやや慣れが必要
- AT化で運転がかなり楽に
ランクル300よりは「小回りは効きません」が、シンプルで扱いやすいのが70系の利点です。(最小回転半径6m以上)
家族で使える?子育てファミリーとの相性
■ チャイルドシートは後席に2台OK。
■ 荷室も広く、アウトドアや週末レジャーには最適な一台です。
■ スライドドアや低床設計がないため、ミニバンと比べると不便さもあります。
それをカスタムで解消するのが「通な乗りかた」です。
ランクル70の不便を解消するパーツ10選
| パーツ例 | 特約 |
|---|---|
| アームレストドリンクホルダ | 肘置きドリンクホルダー、一体化 |
| コンソールボックス | 小物収納・ドリンクを1か所に集約 |
| バグガード ボンネットプロテクター | 虫除効果ありフロントガラス汚れ防止 |
ランクルは最低限の装備だから、自分好みにアップグレードする楽しさがある車です。
以下の記事では、実際に多くのユーザーがかかえる、不便を解決する人気パーツを紹介しています。


パーツ選びの参考にしたい方も必見!
ランクルを今買うべき理由
生産期間が読めない=次に買える保証がない
ランクルは、生産終了時期が未定な期間限定復活の色合いが強いモデルです。
過去の2014年再販モデルも約1年で終了しました。 迷っている間に買えなくなる可能性は十分あります。
リセールが非常に高い
ランクルは中古市場で圧倒的にリセールが高く、資産価値が落ちにくい車種です。
- 再販モデルでも約400〜600万円で流通
- 現行モデルは、「希少性×最新性能」で今後も高値維持が期待できる

買っても損しないクルマを探しているなら、最有力候補!
電動化時代では生まれにくい存在
今後はハイブリッドやEVが主流になる中で、「ディーゼルエンジン+ラダーフレーム+リジッドサス」の本格派は希少化が進むと考えられます。
「いつかはランクル」と思っているなら、最後のチャンスになるかもしれません。
関連記事まとめ|もっと知りたい方はこちら
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| 記事タイトル | 内容 |
|---|---|
| ✅ 【2025年版】ランドクルーザー70再再販モデル徹底解説|新旧比較・購入の判断ポイント5選 | スペック・比較・装備の詳細レビュー |
| ✅ 【2025年版】ランドクルーザー×子育て家庭|維持費・使い勝手・注意点を全部解説! | 維持費とファミリー利用のリアル |
| ✅ 【2025年版】ランドクルーザー70の不便を解消するパーツ10選|再再販モデル対応【2025年版】 | 実用パーツで快適度UP |
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まとめ|ランクルは自分の手で仕上げるロマンのある一台
ランクルは、快適性だけを求める人には向かないかもしれません。
でも、「自分で使いやすく進化させるクルマ」が欲しい人にとっては、唯一無二の存在です。
- 再再販モデルは最新と旧車のいいとこ取り
- 維持費も想像より現実的
- パーツで不便を解消して、理想の1台に育てていける
あなたの暮らしに頼れる相棒が必要なら、ランクルは間違いなく候補に入るクルマです。




