【2026年年央発売】ランドクルーザーFJ世界発表!|サイズ・エンジンから注意点まで今わかること全て
- 「ランクル300やランクル250は大きすぎて手が出ない…」
- 「FJクルーザーが好きだったけど、今は新車で買えない…」
- 「次に出るコンパクトランクルが気になっている」
そんな悩みを持つ人に向け、今注目を集めているランドクルーザーFJ。
トヨタ自動車は2025年10月21日、世界に向けランドクルーザーFJ(プロトタイプ)を発表しました。
結論、現時点で判明している情報をもとに、ランドクルーザーFJのサイズ・エンジンから注意点まで解説しています。
2026年年央に登場する「ランドクルーザーFJ」がどんなクルマなのか、イメージが具体的に湧いてくるはずです。

ランドクルーザーFJとは?【2025年10月時点最新情報】

FJクルーザーの復活ではない?まったく新しいランドクルーザーFJ
よく混同されがちですが、今回世界発表された「ランドクルーザーFJ」は、かつて販売されていたFJクルーザーの後継モデルではありません。
FJクルーザーは2006年に登場し、丸目ヘッドライトとレトロデザインが特徴でしたが、2022年までに世界的に生産終了しています。
今回のランドクルーザーFJはその延長線上ではなく、ランドクルーザー300/250/70と同じファミリーに位置づけられる最新モデルとして登場しまた。
「FJ」という名前の由来と歴代モデルとの関係
「FJ」の由来は、FREEDOM(自由)& JOY(楽しさ)、移動の楽しさ、移動の自由を意味します。
FJ40はトヨタの世界的4WDブランドの原点とも言える存在で、レトロながら高い耐久性を持ち、多くの国で活躍しました。
そのランクル精神を、現代的にアレンジを加えたのが「ランドクルーザーFJ」です。
ランドクルーザーFJに搭載されるエンジンは2.7Lガソリン!
2.7Lガソリンエンジン搭載
今回搭載されるエンジンは、ランドクルーザー250にも採用されている「2TR-FE型」ガソリンエンジンです。
これは信頼性が非常に高いロングセラーエンジンで、メンテナンス性、耐久性、部品の入手性すべてに優れた実績のあるエンジンです。
2TR-FEガソリンエンジンを選ぶメリット
- 高出力ではないが、十分な実用トルク
- 過酷な環境にも耐える構造(海外実績多数)
- 電子制御が少なくDIY整備がしやすい
- 既存の250・旧プラドと共通部品が多い
コストを抑えつつ、ランドクルーザーFJらしさを保つには最適なパワーユニットと言えます。
ディーゼルエンジンは見送り?コスト・信頼性を優先か
あくまで「タフで壊れにくく、整備しやすいランクル」を、あらゆる層に手が届きやすい価格帯で販売するため、初期型は2.7Lガソリンエンジン一択になります。
同じガソリンエンジン(2.7L)を搭載している車種
- ランドクルーザー250
- トヨタ・ハイラックス(海外仕様)
- ランドクルーザープラド150など
これらの車種で既に信頼性が証明されており、部品在庫・整備ノウハウも豊富。
ユーザー側にも販売店側にもメリットが大きいガソリンエンジンです。
ランクル250や300との違い|ランドクルーザーFJはどんなポジション
ボディサイズはコンパクト?ランクルの末弟という立ち位置
ランドクルーザー300は全長4985mm・ランドクルーザー250でも4925mm。
一方ランドクルーザーFJは下記諸元表参照。
| 全長 | 4575mm |
| 全幅 | 1855mm |
| 全高 | 1960mm |
| ホイールベース | 2580mm |
| 最低地上高 | 240mm |
| 駆動方式 | 4WD(パートタイム4WDシステム) |
| トランスミッション | 6 Super ECT |
| 最高出力 | 163ps |
| 最大トルク | 246Nm |
| 最小回転半径 | 5.5m |
このサイズなら、都市部での取り回しもしやすく、駐車場事情にも優しい。
つまり、「今までランドクルーザーを諦めていた人」にささる仕様になりそうです。
価格帯は400万円前後と注意点
ランドクルーザー300は510万円〜・ランドクルーザー250は520万円〜。
それに対し、ランドクルーザーFJは400万円前後からの価格になると予想されます。
- サイドブレーキはハンドタイプ「電動パーキング非装着」
- 内装は必要最低限
- 駆動系はパートタイム4WD「センターデフ無し」
- タイトコーナーブレーキング現象に要注意
などの割り切りもあるかもしれませんが、その分手が届きやすくなるでしょう。
タイトコーナーブレーキング現象は、主にパートタイム4WD車が舗装路などでタイトな(急な)コーナーを曲がる際に、前後輪の回転差が吸収されずブレーキがかかったような状態になる現象です。この現象は、4WDが直結状態になり駆動系に大きな負荷がかかることで起こります。異常ではなく、舗装路では2WDに切り替える必要があります。
日常使い×アウトドア向けの新ジャンルランドクルーザー
本格オフローダーでありながら、「街中でも使いやすく、それでいてランクルらしさもある」という新しい立ち位置のランドクルーザーです。
イメージとしては「シエラより上、プラドより手軽」なSUV
デザイン・装備・使い勝手


レトロ+モダンな丸目ヘッドライトと横長
FJ40を彷彿とさせる丸目LEDヘッドライトが採用される見込みです。
外観は角ばったスクエアボディで、無骨ながら都会的な印象を与えるデザインです。
内装はシンプル+必要最低限の快適装備?
内装については、「実用性重視で飾り気は抑えめ」というつくり。
とはいえ、現代の基準に合わせています。
- デジタルメーター
- スマホ連携ナビ
- Toyota Safety Sense(自動ブレーキ)
などは標準装備される見込みです。
オフロード走行とライフスタイルSUVとしての両立
高い悪路走破性や、日常とアウトドアをシームレスにつなぐSUVとしての価値が重視されそうです。
カスタムパーツの展開も早期から期待できます。
発売時期・登場スケジュール!

2025年10月、ジャパンモビリティショーに展示
トヨタ自動車は2025年10月のジャパンモビリティショーにランドクルーザーFJ(プロンプトタイプ)を展示しています。
展示車両は、丸目ヘッドライトにシュノーケル等を装備したカスタムタイプと、スクエアヘッドライトタイプの2台です。
国内発売は2026年年央頃!
日本での発売は、2026年年央頃と発表されています。
ただし、生産計画・納期スケジュールが前後する可能性もあり、今後の情報に注目です。
ランドクルーザーFJに期待する声と注意点
価格が高くなりすぎないか?
ディーゼルエンジン搭載や装備の豪華化が進むと、結局高額になり「250と変わらない」ということにもなりかねません。
ランクルFJは“ちょうどいい価格と装備”を実現できるかどうかが鍵です。
燃費・維持費はどこまで抑えられるか?
2TRエンジンは信頼性は高いですが、燃費性能はそこまで高くありません。
レギュラーガソリン仕様である点はありがたいですが、10〜13km/L前後と見込まれます。
ディーラーでの予約・購入はいつできる?
正式発表前のため、現時点での予約は未対応ですが、2026年に入ると事前受注がスタートする可能性があります。
情報が出次第、各トヨタ販売店に確認するのが確実です。
まとめ|ランドクルーザーFJは「ちょうどいいランクル」として期待大

ランドクルーザーFJは、トヨタが新しいユーザー層に向けて送り出す、まったく新しいランクルです。
2.7Lガソリンエンジンを搭載し、都市とアウトドアの両方で活躍できるサイズ感・価格帯になる模様。
そして、誰でも扱いやすい生活の中で使えるランドクルーザーです。
本格オフローダーでありながら、ライフスタイルランクルとしての新ジャンルを切り拓く存在になるでしょう。
正式発売はまだ先ですが、今から情報をチェックしておく価値は十分にあります。
今後も最新情報が入り次第、随時アップデートしていきますので、ブックマークをお忘れなく。




