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ランクルの売却を考えたとき、こんな悩みはありませんか?
- 今売るべきか、あと1年乗るべきか迷っている
- 自分のモデルが高く売れるタイミングを知りたい
- リセールバリューを意識してきたけど、具体的に何が影響するのか分からない
ランドクルーザーは国内外で圧倒的な人気を誇り、リセールバリューが非常に高い車です。
しかし、「年式」「グレード」「売り方」によって査定額には大きな差がでます。
私は中古車の買取現場で多くのランドクルーザーを扱ってきました。
高く売れるモデルランキングや、リセールを最大化するタイミングと方法を徹底解説します。
結論、今売るかどうかを決めるカギは「モデルと市場の動き」を知ることです。
本記事を読むことで、損をせずに手放すための判断材料がそろいます。

ランクルはリセールが強い!その理由とは
なぜ高く売れるのか?
ランクルは国内外問わず圧倒的な人気を誇るSUVです。
リセールが高い理由は主に以下の3点にあります。
チェック!
- 海外での需要が非常に高い(特に中東やアフリカ)
- 耐久性・信頼性に優れ、長く乗れる車として評価されている
- モデルサイクルが長く、新旧モデルともに市場価値が維持されやすい
「売れる市場が広く、評価が落ちにくい」点が、他の車種との大きな違いです。
リセールバリューに影響する3つの要素
- 年式・走行距離
→5年以内・5万km以下が最も高値がつきやすいです。
- グレード・装備内容
→「ZX」や「GRスポーツ」などの上位グレードは高評価。純正オプションが多いとさらに有利です。
- ボディカラー・車両状態
→ホワイトパールやブラックは人気。修復歴なし・禁煙車は査定でプラス評価になります。
【年式別】リセールバリューが高いランクルランキング
1位:現行300(ZX/GRスポーツ)
300系
- リセール率:約90〜150%超(※オーバーシュートあり)
- 発売直後のモデルはプレ値になることも(転売非推奨)
- 特にZX・GRスポーツは海外需要が非常に高い
- フルオプション・ベージュ内装
2025年5月現在の数値
2位:200後期(2015〜2021年モデル)
200系
- リセール率:約90〜110%超(※オーバーシュートあり)
- 製造年4年から5年以内の車両
- 特にZXは海外需要が非常に高い
3位:70再販モデル(2014年以降)
70系
- リセール率:約75〜130%
- ナローボディ/バン仕様が特に人気
- 再販モデルは資産価値が高く安定した人気
4位:100系ディーゼル(1998〜2007年)
100系ディーゼル
- リセール率:約65〜80%
- HDJ101Kなどのディーゼル仕様が特に評価される
- 海外向けの需要が安定している
5位:プラド150(TX-L/TZ-G)
150系
- リセール率:約60〜100%以上(年式による)
- TX-Lのガソリンモデルが人気(海外輸出)
- サンルーフ・ベージュ内装・7人乗り
- 上級グレードで装備が充実していると高値がつきやすい

リセールバリューを下げる要注意ポイント
走行距離が多すぎるとどうなる?
ポイント
- 〜5万km:高リセールゾーン
- 5〜10万km:平均的、状態次第で評価は維持可能
- 10万km超:輸出需要はあるが、査定は下がる
修復歴・事故歴が与える影響
修復歴の有無
- 骨格修正・エアバッグ展開があると大幅マイナス
- 表面上の軽微な修理は影響が少ないケースも
不人気カラー・カスタムの落とし穴
査定に影響
- 派手な色や過度なカスタムは評価ダウン
- 純正パーツに戻せる場合はもとの状態に戻す
リセール重視なら売却タイミングが重要!
モデルチェンジ前後でどう変わる?
重要
- モデルチェンジ前に売れば「現行」として扱われ高値
- 発表後は旧型となり査定額が下落する傾向
一番高く売れる時期はいつ?
目安
- 1月〜3月:決算前の仕入れ需要増加
- 9月〜10月:中間決算と年末販売強化で価格上昇傾向
季節ごとの相場変動もチェック
- 冬前は4WD・SUVの需要が増える
- 夏は落ち着く傾向があり、売却時期に注意が必要
ランクルを高く売るための3つの戦略
一括査定で競争させるのが鉄則
- 複数業者に競わせることで数十万円の差が生まれることも
- 査定額+交渉材料にもなるため効果的
純正パーツと整備記録簿を揃える
- 純正状態に戻せる車両は好評価
- 整備記録簿は「管理の良さ」の証明になる
ディーラー下取りと一括査定の違いを知る
- 下取りは手軽だが買取額が安い傾向
- 相見積もりを取ることで下取り額の引き上げ交渉にもつながる
まとめ
ランクルはただのクルマではなく、乗る楽しさと資産価値を兼ね備えた特別な存在です。
しかし、どんなに価値のある車でも「売り方」や「タイミング」を間違えれば、本来の価格で手放すことはできません。
- リセールが強いモデルや高く売れる年式を知る
- 最適な売却時期を見極める
- 複数の業者で査定を取り、価格を比較する
この3つを押さえるだけで、数十万円の差が生まれることもあります。
今すぐできる最初の一歩は、一括査定サイトを使って現在の価値を確認すること。
それが、納得のいく売却と次の一台へのステップにつながります。
ABOUT ME

自動車業界で30年以上の経験を積んだ専門家として、ランクルの魅力を余すことなく発信しています。新型モデルの最新情報から、中古車の選び方、メンテナンスのポイント、カスタムの楽しみ方まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説。長年の実務経験を活かし、現場目線で信頼性の高い情報をお届けします。ランクルに興味のある方や購入を検討中の方、すでにオーナーの方にも役立つ情報を幅広く提供しています。