【2025年最新版】150プラドは今買いなのか?|中古で後悔しない選び方&維持費・故障リスクまとめ

ランドクルーザープラド150系は、2023年に新車販売が終了し、現在は中古市場で注目を集めています。
2025年現在、「150プラド 中古 買い時」「150プラド 後悔」などの検索ニーズも高く、購入を検討する人が急増中です。
結論、この記事では「150プラドは今買いなのか?」という疑問に答えるべく、購入メリット・後悔しない選び方・維持費や故障リスクまで徹底解説。
これからプラドを中古で手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
150プラドとは?歴代モデルと現在の中古市場
ランドクルーザープラド(通称:プラド)は、トヨタが誇る本格SUV「ランクル」シリーズの中でも、街乗りとオフロード性能を兼ね備えたモデルです。
特に150系は、2009年にデビューし、2023年まで実に14年もの間販売され続けたロングセラーモデルです。
前期・中期・後期とマイナーチェンジをし、グレード展開も豊富で、ファミリー層からアウトドアユーザーまで幅広く支持されてきました。
2024年には後継モデルとなる新型250系が登場し、150系は型落ちとなったものの、むしろ「完成されたランクル」として再評価されています。
エクステリアデザインは、今なお通用する力強さがあり、純正部品やアフターパーツの供給も豊富でカスタマズもしやすいです。
中古市場相場も落ち着きつつあり、タマ数も豊富で今まさに狙い目の一台です。

150プラドを今買うメリット3選
1. 価格が安定してきた
一時は新車と変わらない価格で取引されていた中古の150プラドも、250系の登場により価格が徐々に落ち着いてきました。
とくに2017年以降の後期型(マイナーチェンジモデル)は、中期型よりさらに装備も充実しており、今なら状態のよい個体を適正価格で購入することが可能です。
2. リセールバリューがまだ高い
海外輸出でも人気が高い150プラド。
特にガソリンモデルは、国内外需要が高く走行距離が伸びても、高値が付くケースが多くあります。
「複数年乗っても売却時に買値以上になるケース」もあり、結果的にコストパフォーマンスが高いのです。
3. 部品が豊富で整備性も高い
14年という長い販売期間は、多くの整備実績とアフターパーツ市場の充実を意味します。
ディーラーだけでなく、まちの整備工場でも対応しやすく、パーツの入手も容易。
DIY派にとっても、整備のしやすさは大きなメリットです。
グレードごとの比較表【価格・装備・特徴まとめ】
項目 | TX | TX-L | TZ-G |
---|---|---|---|
新車価格帯(発売時期により違いあり) | 約400万〜 | 約470万〜 | 約550万〜 |
駆動方式 | フルタイム4WD | 同左 | 同左+エアサス・KDSS |
シート素材 | ファブリック | 本皮+ベンチレーション | 本革+ベンチレーション |
ホイールサイズ | 17インチ | 17インチ(特別仕様車は18インチ) | 19インチ(年式による) |
快適装備 | 最小限 | 多め(電動シート等) | フル装備+高級内装 |
乗り心地 | 快適 | 快適 | 滑らか&悪路対応 |
リセールバリュー | 〇 | ◎ | ◎(台数少なく価格維持) |
年式ごとの装備の違いもチェックすべし
150プラドは複数のマイナーチェンジを経ているため、同じグレードでも装備が違うことがあります。(前期・中期・後期)
- 2009年150系発売開始
- 2013年マイナーチェンジ(中期型)
- 2017年マイチェン → フロントフェイス変更、内装刷新(後期型)
- 2020年 → Toyota Safety Sense進化
- 2022年以降 → 2024年生産終了・在庫整理
購入前には「どの年式か」を確認し、装備内容をディーラーや中古車販売店に必ず問い合わせしましょう。(特別仕様車など)
中古車で選ぶならどのグレード?
150プラドはリセールが非常に高い車種です。
その中でも中古で「買い得」なポイントを紹介します。
狙い目グレード:TX-L
- 在庫数が多く、選びやすい
- リセールバリューも高い
- 快適装備の割に価格が抑えられる
TZ-Gは“あり”か?
- 流通数が少なく、希少性がある
- 高年式ほど装備が良い
- 内外装にこだわる人向き
- 価格は高め
後悔しない|中古150プラド選びのポイント5選

1. 年式・走行距離のバランスを見る
価格と状態のバランスがよいのは5〜8年落ち、走行距離3〜8万kmのゾーン。
新しすぎると価格が高く、古すぎるとメンテナンスコストがかさみます。
2025年時点では2017年〜2019年式の後期型がとくにオススメです。
2. 消耗部品の状態をチェック
年式が進むにつれ、熱膨張によるラジエーターの劣化(水漏れ)や、バッテリーの消耗、ショックアブソーバーやブッシュ類といった足回り部品の劣化(乗り心地に低下)が進みます。
あわせてタイヤの摩耗など、購入時には整備記録簿を確認し、交換済みかチェックしましょう。
3. 高年式ディーゼルTZ-Gが狙い目
TZ-Gはプラドの最上位グレードで、本革シートやサンルーフ、レーダークルーズ、クリアランスソナーなど快適・安全装備が充実しています。
街乗りはもちろん、長距離ドライブやアウトドアにもぴったりです。
4. 改造車・事故車は避ける
過剰なリフトアップや社外マフラーが装着されている車両は避けた方が無難です。
見た目は良くても、乗り心地の悪化や部品トラブルのリスクがあります。
事故歴についても、骨格部に損傷がある車両は、将来的な故障の原因となる可能性が高いため、ながく乗る場合は注意が必要です。
5. 整備記録簿が残っているか
定期点検を適切に行われてきたかを示す整備記録簿は、信頼性の証。
1オーナー車で、整備記録がそろっていれば、安心して購入できます。

150プラドの維持費と故障リスクまとめ
150プラドの維持費は「中型SUV」としては標準的ですが、以下の項目に注意しておきましょう。
- 燃費:ディーゼルで平均9〜11km/L、ガソリンで6〜8km/L程度
- 自動車税:2.7L〜2.8Lクラスなので、年間50,000円前後
- 消耗品:タイヤ1本 約2~3万円。オイル交換 1万円前後 ブレーキパッド 約1.5万円前後
- 保険料:車両保険付きで年間10万円前後(等級や年齢により変動)
- 故障リスク:10万km前後EGRバルブ詰まり(ディーゼル車)/AT変速ショック/エアサス不具合(TZ-G)などが見られることも
一方で、「壊れにくいSUV」としても名高く、適切に整備された車両であれば20万km以上走る事例もめずらしくありません。
よくある質問(FAQ)
Q. TXとTX-Lの価格差に見合う価値はある?
→ あります。TX-Lは快適装備が飛躍的にアップするため、日常使用や家族利用では満足度が高く、中古売却時の差額で元が取れることもあります。
Q. 3列シートが必要かどうか迷う…
→ ファミリーならあって損はありませんが、3列目の使用頻度が低ければ2列仕様の方が荷室は広く使えます。
150系はいつ買うべき?250系との比較から見るベストなタイミング
新型250系は魅力的ですが、納車までの時間がながく、実勢価格も高騰傾向。
初期モデル特有の不具合や対策不足も気になります。
その点、150系は熟成された完成モデルであり、整備性やパーツ流通も申しぶんなし。
「いますぐランクルに乗りたい」「コストを抑えつつ、信頼できる車が欲しい」そんな方には、150系中古車はベストな選択肢です。
まとめ|150プラドは「最後のアナログ系ランクル」中古でも長く乗れる1台
150プラドは、電装系がシンプルで、あらゆる面で信頼できる道具として仕上がっています。
特にアウトドア派やファミリーユーザーにとっては、「何でもこなせる万能SUV」と言えるでしょう。
中古車市場が充実している今こそ、「一生モノの相棒」を手に入れるチャンス。
まずは一括見積サイトなどで、信頼できる販売店と出会うことから始めてみてください。